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株式会社ごとう製革所

兵庫県たつの市揖保町東用97-2

TEL.0791-67-0551

上質な”素上げ”の革を実現する熟練の技術。

“素上げ”は、製革の最終工程で行われる仕上げの一つ。

通常の仕上げでは、薬品を用いて革に様々な処理を施しますが、それは同時に革本来の風合いや感触が失われてしまうことも意味します。

素上げは、あえてそれらの薬品を使用しないことで、革そのものが持つ、風合い、タッチ感を表現。
そのやわらかな手触りは、使い込むほどに手に良くなじみ、より味わいのある色艶を醸し出します。

ただし、素上げの革は、お化粧でいえば"スッピン"の状態です。
革そのものの品質が表れるため、そこに一切のごまかしは効きません。

当然、上質な素上げの革を生み出すには、熟練の革職人による確かな技術力が必要となってくるのです。

私たちは創業以来、数十年に渡り野球グローブ用の素上げの革を作り続けてきました。
これまでにも数々のプロモデルのグローブにも採用されるなど、その品質は大手メーカーから高い評価を頂いています。

野球グローブは、激しいプレーに耐えうる強さはもちろん、プレーヤーの思い通りの動きを実現するしなやかさも必要です。
この強さとしなやかさ、そして革本来のタッチ感を実現するのが、私たちの野球グローブレザーなのです。

”強く、しなやかで、使い込むほど手になじむ-”

そんな正真正銘の野球グローブレザーは、上質な”素上げ”の革を実現できる熟練の技術が支えていると言っても過言ではありません。
そして、それこそが私たちの誇りです。

伝統と革新

日本有数の革の名産地”たつのレザー”の担い手として

私たちが工場を構えるたつの市は、日本有数の革産地として400年以上もの歴史と伝統を誇る地。

海外製のレザーが続々と輸入されてくる現代においても、歴史と伝統のある”たつのレザー”は、有名ブランドを中心に高い支持を得ています。

私たちは、たつのレザーの担い手として既存の製法を受け継ぎつつ、お客様の声を取り入れ、常に革素材の新しい価値を追い求めていきます。

その取り組みの一つとして、従来、一般的ではなかった「直接取引」にも対応することにいたしました。

これまでの皮革業界の商習慣では、革素材の取引は革問屋を介すのが通常です。

ただ、時代の流れから、今、あらゆる業界で生産者と消費者が直接取引をすることがスタンダードになりつつあると感じています。

そうしなければ、お客様の”本当のニーズ”に気づけない。
そして、本当のニーズに対応できない企業は、やがては時代に取り残されて淘汰されてしまう。そう感じているのです。

私たちは、よりお客様に近いタンナーとしてあり続けたい。
そして、ゆくゆくはお客様と共同で、世界に一つだけのオリジナルレザーを作成したいと思っています。

ただし、そうは言っても、
「いきなりタンナーと直接やり取りするのは不安だな・・・」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

普段、なかなか関わる事がない「革が生まれる現場」ですから、そう捉えられるのも無理のないことだと思います。

そこで、そんな不安を少しでも解消していただくために、この春、革問屋に長年携わってきたスタッフを正式な社員として迎え入れることを決めました。

これまで、タンナーとモノづくりの現場の橋渡しをしていた経験を、今度はタンナーの一員として発揮してもらおうと思っています。

私たちはこれからも伝統ある”たつの”の地から、
お客様のため、そして、日本のモノづくりのために挑戦を続けていきます。